2015/06/26

http://logmi.jp/70551

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蛭子能収、ゲストに暴言、番組でダメだし 自由さ受けてブレーク中

 漫画家の蛭子能収さんが、いま、何度目かのブレーク中です。テレビ番組では、ご当地グルメは無視して、好きなラーメンを注文。女性ゲストには「俳優辞めてバラエティー1本にしたら」と暴言。空気をかたくなに読まない芸風が、逆にファンを増やしています。

【画像】少年時代の蛭子能収さん 今とほとんど変わらない?
ヘタウマ風の画調で注目
 1980年代、ヘタウマ風の画調、ナンセンスな世界観のマンガ家として注目をあびました。90年代以降はテレビにも積極的に出演。パンツ一丁で熱湯に入る「熱湯コマーシャル」など、いじられキャラとして活躍します。その後は、俳優としても多くのドラマなどに出演しています。
マイペース、なのに支持
 最近、注目されたきっかけは、8年前から土曜日夜に不定期で放送されているテレビ東京系「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」です。自由奔放なコメントで人気に火が付きました。
 レギュラー出演の相方、太川陽介さんには「リーダー失格」と平気でダメ出しをします。マイペースで、失礼と受け取られかねない言動。それなのに、なぜか支持されています。
「友だちがいない」「グループは良くない」
 一貫しているのは「群れない」という人生哲学です。還暦を過ぎても「友だちがいない」「グループは良くない」と公言します。絆の大切さや人脈づくり推しの風潮とは、正反対の道を歩いています。

 昔から人が嫌がることはしないのがポリシーで誘いを断れなかった蛭子さん。「1対1の関係なら問題は起きないのに、複数の人間が絡んでくるといじめの対象が生まれてしまう」。
『用事がある』とやわらかく断る
 今も月に1、2度は一人で競艇へ行くという蛭子さん。「気が合わなかったら『用事がある』とやわらかく断る術を身につけてください。うそをついてもいい。そうして少しずつ距離を遠くしていく。少なくとも自分からは絶対に連絡してはいけません」

 2014年夏に出版した新書のタイトルも、「ひとりぼっちを笑うな」(角川新書)。日々、フェイスブックで「いいね!」が飛び交う現代。そんな情報社会に疲れた人に、「周りに流されずに我が道を行け」という蛭子さんのメッセージが響いているようです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150625-00000004-withnews-ent

日本人は、だから「うつ」になってしまう 橋爪 健人

 あなたが病気やケガで働けなくなったとしましょう。そのため会社を休まざるをえなくなりました。有給休暇を使い果たしてしまうと、収入がカットされ始めます。さらに職場に復帰出来ない状態が長く続くと、いよいよ収入が完全に途絶え、生活ができなくなります。これが就業不能リスク、「働けなくなる」リスクです。

【詳細画像または表】

 しかし当面は大丈夫です。幸いなことに日本では、最低限の公的保障制度が整備されています。健康保険制度から支給される傷病手当金です。働けない、給料が払われない、などいくつかの条件が満たされると、標準報酬の3分の2相当の金額が最長1年6カ月にわたり支給されます。読者の中には、この制度の恩恵に浴した方もおられるかもしれません。

 米国には、傷病手当金のような公的制度が原則としてありません。その代わりに「働けなくなるリスク」のための保険が普及しています。民間保険会社が取扱う、就業不能保険です。多くの企業が従業員のためにこの保険を採用しています。米国では、良い人材を確保するため、会社が保険料を負担して就業不能保険を従業員に提供することが一般的です。個人で加入する人も多くみられます。

 ところで、米国の「就業不能保険」と日本の「傷病手当金制度」の支払いの内訳をみると、ある事実に驚かされます。それは、職場における「うつ病」の日米の違いです。

■ 日本で急増しているうつ病による休職

 日本の傷病手当金の支払いは、年間約10万件です。支払事由のトップが「うつ」を中心とする精神疾患系の疾患で、全体の25%以上を占めています。しかもこの15年間で4倍以上に急増しています。特に若年層(20~39歳)では、なんと40%を超えています。

 いったんうつ病になると、なかなか職場復帰が難しい、という特徴が見られます。支給期間もほかの病気を大きく上回り、平均すると220日です。また支給が何回にもわたっており、このことから繰り返し再発しやすい病気であることがわかります。ようやく職場復帰しても、しばらくするとまた休職を繰り返す、まさに現代を象徴する厄介な病気と言えるでしょう(平成25年全国健康保険協会調査)。

一方、米国の就業不能保険の支払内訳を見ると、精神疾患の割合はさほど大きくありません。トップはヘルニア系疾患(背痛、腰痛、リウマチなど)で30%、次に神経性疾患、心臓病、ガンと続きます。なんと精神疾患は5番目で全体の7.7%に過ぎません。前述したように日本は25%ですから日米では3倍以上の開きがあります(2014年Council for disability awareness調査)。

 日米のうつ病を比較した別な調査結果もあります。日米両国の都市部で働く男女を対象としたアンケート調査です。うつ状態になることが「ある」と答えた人の割合は、米国で9.6%、日本で30.4%でした。なんとうつ病の出現率でも、日本は米国の3倍も高いのです。

 そして、興味深いのがその原因です。日本は83%が「仕事上のストレス」と答え、米国は67%が「自分の将来に対する不安」と答えています。また「職場や学校での人間関係」をストレスの原因と答えたのは日本では44%ですが、米国でわずか18%でした。

 このように、ストレスの原因に日米で大きな違いが見られます。米国では、将来に対する不安が大きなストレスの原因ですが、日本では会社の人間関係が最大のストレス要因なのです(2012年ニールセン・カンパニー調査)。

 うつ病は日本、中国、韓国など東アジア圏に多くみられ、欧米諸国ではそれほどでもない、という説があります。東アジアの文化は集団主義的で抑圧的であるのに対して、欧米文化は自由で開放的であるため、という解釈です。また最近は文化的な違いよりも、そもそも遺伝的なものだという説もあります。いずれにせよ、人の心の動きはさまざまなファクターが影響し合う複雑系システムなので、原因を特定するのは簡単ではありません。

 ただ先程のニールセン調査でも明らかなように、日本でのうつ病の直接的な原因のひとつが、会社の職場環境にあることだけは確かなようです。

■ 解雇に怯えているのは、米国のサラリーマンなのに? 

 月曜の朝、気分が重くて体がだるい。それどころか日曜の夜から気持ちが暗くなってしまう。このような「サザエさん症候群」は、多くの日本のサラリーマンに見られる症状です。要は、会社に行きたくないのです。多くの日本人にとって会社、そして職場の上司や同僚たちとの人間関係がストレスの元凶です。では、なぜそれをストレスと感じるのでしょうか。

 米国では日本と比べ、一般的に上司が大きな人事権(採用と解雇の権限)を持っています。だから日本以上に、ボス(上司)の存在は大きなものです。もしボスとの相性が悪ければそれは大変なストレスとなります。ボスから、いつクビにされるか分からないからです。ボスとの関係がこじれ、いきなり「君はクビだ!」と解雇を言い渡される場面を、米国の映画やドラマで見たことがあると思います。
 解雇に怯えながら過ごす日々は、日本のサラリーマンには計り知れない重圧です。また職場の仲間たちとの人間関係も、仕事中心のドライなものです。仕事の後で一杯飲みに行き愚痴を言い合う機会は、日本ほどありません。このように米国の会社員生活は大変なストレスのはずです。

 ところが先程見たように、米国のサラリーマンは、会社や組織、人間関係にはそれほどストレスを感じていないのです。これはいったいどういうことなのでしょうか。

■ 逃げ場のない日本のサラリーマン

 この日米サラリーマンのストレスの差は、労働環境の違いに原因があるようです。そのひとつが「転職市場」の存在です。ボスとうまくいかなければ、その時点で、米国人はさっさと転職を考え始めます。人間の相性は、努力次第でなんとかなるようなものではないと考えているからです。相性の悪いボスに気を遣いながら仕事をするよりも、次の職探しに精を出したほうが得策だと考えるのが米国人なのです。だから、会社が嫌いになっても、上司とうまくいかなくなっても、意外とサバサバしています。逃げ道があるからです。

 ところが、日本の場合はどうでしょう。相性の悪い上司がいても、気の合わない仲間たちがいても、そう簡単に会社を辞めるわけにはいかない、という感覚を持っている人が大多数です。人間関係のこじれを理由にして転職をする、次の仕事を見つける、ということも決して簡単ではありません。ましてや自分や家族の生活を考えれば、不満があったとしてもリスクを冒して会社を飛び出そうとはしないのが一般的です。気分がすぐれず「うつ」の兆候を感じても、なんとか克服しようと頑張ってしまいます。日本人は会社から逃げられることが難しいのです。

 日本では、企業内の配置転換によりいろいろな職場で仕事をこなしながら社内キャリアを積んでいきます。そのため、さまざまな業務は経験するものの特定職務での専門性は身に付きにくく、そのことが転職を難しくしている、ともいえます。転職ができないとなると、どうしても会社にしがみつこうとします。そこで上司や周囲に気を遣い、有給休暇も取らずにサービス残業に明け暮れる、ひたすら「頑張らなければ」の日々が続きます。

 この日本型の雇用システムは、制度疲労を起こしていることは、多くの識者によって指摘されてきました。しかし、まだ多くの人々は旧来の幻想から目覚め切れていません。労働意識と現実の労働環境とのギャップが生じています。「うつ」になって初めて、そのひずみに気が付くのです。

 一方、資本主義を地で行く米国の労働環境は、もとより寒風の吹きすさぶ荒野です。人々は「働くこと」と「働けなくなること」の現実を直視して生活しています。そして、その前提での雇用環境が整備され、転職市場も十分に機能しています。転職を繰り返しながらキャリア形成していくことも可能な社会です。

 このように「うつ」の発症事由の違いは、日米の雇用環境の差を如実に物語っているのです。

 人間は集団的生き物です。だから人間社会から「うつ」を完全に根絶することはできません。しかし「うつ」の発生を減らし、「うつ」を原因とする「働けなくなる」リスクを軽減する手立ては考えられます。新しい働き方の時代に即した雇用環境の整備は言うまでもありません。また就業不能リスクの軽減に向けた保険会社の商品、サービス開発の努力にも大いに期待したいところです。そのことが、頑張らずに転職を決断する支えにもなるでしょう。

 「働けなくなる」リスクは、皆さんのすぐそこにあるリスクなのです。

2015/06/25

代案を出さない「ネガティブな人」とは付き合ってはいけない

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人生において大切ことは、「誰と付き合うか」ではなく「誰と付き合わないか」だと教えてくれたのは、一緒に仕事をしていた大学時代のクラスメイトでした。仕事でもプライベートでも、社会のルールを守らないような非常識でトンデモない人と付き合うと、その後トラブルに巻き込まれ、膨大な時間とコストがかかってしまう。そんな人は論外ですが、そこまでいかなくても付き合ってはいけない人がいます。
それは、代案を出さない「ネガティブな人」です。何か新しいことをやろうとすると、「無理です」「できない」「リスクがある」と否定するだけで、どうやったらできるのかを考えることもしない。あるいは、人を批判するだけで、建設的な提案がまったくできない。
仕事でもプライベートでも、そんな人とは付き合ってはいけません。その理由は2つあります。
何より、まずそんな人と付き合ってしまうと、そのネガティブなエネルギーによって、本当は実現できたことが、実現不可能になってしまうからです。
そしてもう1つの理由は、そんな人と付き合っていても、楽しくないからです。
物事を否定から入る人には、未来がありません。自ら否定することで、未来に開いているはずの窓を自分から閉めてしまっているからです。
逆に、逆境においても新しいアイディアで現状を打開しようというポジティブなエネルギーを持っている人と付き合っていると、良いことがたくさん起こってきます。
少しでも可能性のあることにチャレンジして、全力を尽くし、その結果を潔く受け入れる。そんな行動をしていると、毎日が前向きで、清々しく、結果に悔いがありません。そして、そんなライフスタイルの方が、なりたい自分に近づくことができ、無理だと思っていたことが実現してしまったりするのです。
だから、誰と付き合わないかによって、人生を大きく変えることができます。
私自身、ここ数年ネガティブなオーラを自分の周囲から極力排除することで、自分の周りの環境に劇的な変化が起こりました。自分が努力するだけではなく、周囲の環境によって人生は変わっていくことを実感しています。
ポジティブな人たちと、ポジティブな環境で、楽しく生活しているだけで、自分では何もしていないのに、やりたいと思っていたことが次々と実現していってしまう。何だかスピリチュアルな世界の話のようですが、そこには合理的な理由がある。いずれそのことについても書いてみたいと思っています。

http://www.shinoby.net/2015/06/5213/

2015/06/24

Kitty, Daisy & Lewis - Don't Make A Fool Out Of Me

疾病概念の輸入 ~日本のうつ病 byアンサナ

『クレイジー・ライク・アメリカ ―心の病はいかに輸出されたか』

をようやく読み終えた。

クレイジー・ライク・アメリカ


本当は、あちこち持ち歩いて

隙間時間に読みたいのだけれど、ちょっと厚くて重い。

で、結局、家でしか読まないのでなかなか進まなかったということ。


*****


世界中どこへ行ってもマクドナルドやナイキショップがあること以上に、

アメリカ人が精神疾患の概念をせっせと輸出し、

その定義や治療法を世界の標準とし、

世界が狂気にいたる道筋を均質化してしまったとする。



何のために?



一つは製薬会社の利益のため。



もう一つは

現代における精神疾患の専門家や研究者の大多数は、

薬や疾病分類や心の理論の背後にある科学が、

常に変化する文化的傾向や信仰を超えたところに

あると信じているということ。



メンタルヘルスだとか、精神医療って科学でもなんでもない。

結局、思い上がったアメリカ文化の押しつけと、

専門家と言われる人々が、それを喜んで輸入することなんだと思う。

しかも、国をあげて。



章立ては、

第1章 香港で大流行する拒食症

第2章 スリランカを襲った津波とPTSD

第3章 変わりゆくザンジバルの総合失調症

第4章 メガマーケット化する日本のうつ病



第4章から読み始めて、第2章、第1章と読んだ。

他の読みたい本もあるから、

第3章は次の機会にしようかと思ったけれど、

この章が一番印象が強かった。


*****

まずは、第4章は、日本のうつ病ブーム



20世紀後半、日本には英語のdepressionと同じ意味を持つ単語はなかった。



1970年代半ば、ハワイで、日本人学生に「憂鬱」から想起される単語、

アメリカ人学生には「depression」から想起される単語を調査したところ、

日本人は、

1.雨   2.暗い  3.心配  4.灰色  5.自殺

6.孤独  7.試験  8.気が重い 9.病気  10.疲れ

アメリカ人は
 
1.Sad / Sadness   2.Lonely / Loneliness   3.Down   4.Unhappy   5.Moody

6.Low   7.Gloom   8.Failure   9.Upset 10.Anxious

が、トップ10だった。



日本人学生が選んだ言葉は、

心の中の状態を表す「心配」や「孤独」などの回答とともに、

「雨」などの状況や状態が含まれている。



一方、アメリカ人学生は

ほとんどが内面的な気分についてである。



アメリカ人の「depression」を日本に取り入れて、

「うつ病患者」が 創出された。



80年代、DSMのうつ病の診断が世界的に広がりつつあった時でも、

日本では深い悲しみの感情は好ましいものとされ、

愁いに沈んだ様子は尊ばれていた。

気分を高揚させる薬物がマーケットに乗せられるはずがなかった。



90年代初頭、アメリカの大手薬品会社は日本に進出しないことを決めていた。

ところが、バブル崩壊後、状況が変わり始める。

過労自殺の裁判で原告が勝訴し、

日本で初めてうつ病と自殺が関連づけられた。



1995年の阪神淡路大震災は、

日本のメンタルヘルスの取り組みが遅れているという世論を高め

1996年、NHKスペシャル「脳内薬品が心を操る」が放映された。



複数の大手薬品会社が競って日本に進出し、

某製薬会社は2000年、

臨床実験の被験者募集に見せかけた新聞の全面広告を

有名女優(木の実ナナ)を起用し、何度も出した。

「うつ病」は「心の風邪」という比喩を使った。



インターネットを使って、クイズ形式で自分がうつ病かどうかを確認し、

うつ病となれば精神科に行って薬をもらうというルートも確立された。

2008年、あっという間に、日本は年間10億ドル規模以上の市場となった。

*****

グローバル化 = アメリカ化

疾病概念までもありがたく輸入し、

日本になかった病気を流行らせ、さらに推進する専門家たち。

間抜けなのか、お金に目がくらんでいるのか!


古今東西、精神的不調はあった。

その処方箋として宗教や思想が生まれた。

それをここ50年ほどの歴史しか持たないアメリカの考え

「科学」という最先端のものとして

無批判にありがたく受け入れているのは、

ちょっと考えれば、間抜けそのもの。



「裸の王様」

国外からやってきた仕立て屋に上等な服だと言われて、

見栄っ張りの王様が何も着ずにお披露目した話。

「心のケア」の専門家たちは、仕立て屋の優秀な手先になっている。

笑い者になるだけならかわいいが、国を滅ぼす手先になっている!



そうした専門家たちの仕事の成果は、

税金を使って、国民を、特に若い人を潰している


http://ameblo.jp/angsanaorchard/entry-12039141197.html

正義の怒りに満ちた人とのつきあいかた。安達 裕哉

b8de9499f1327814254eaee0d255b773_s会社においても、ウェブ上においても、「正義の怒りに満ちた人」というのが一定数存在する。
 例えば、
常に正論で人を責める人
弱者やこころの弱い人を、「だらしない」と許さない人
webで他者を裁く人
 そう言った人々を、私は「正義の怒りに満ちた人」と呼ぶ。

 怒りに満ちた人は、普通の人よりも正義感が強く、義理堅い。いわゆる「まっとうな人物」であることも多い。
 だが、その反面自分と異なる考え方の人を許さない。「まあ、それもいいじゃないか」「私には判断できない」といわない。彼らにとって正義は一つであり、妥協は許されない。

 ある大企業の課長は、自分と反対の意見をもつ若手を徹底して教育(と本人は言っていた)していた。
 ある中小企業の社長は、反対意見にあからさまに嫌な顔をした。場合によっては、皆の前で大声で「お前は許せん」と糾弾した。
 ある外資系企業の人事は、採用面接の時に少しでも学生が気に障る意見を言うと、相手を責めるような質問を投げかけた。

 世の中には様々な人がいるが、彼らは「自分の側にある正義」を信じている。そして、もちろんそれは常に正しい。だから、彼らは正義の側にない人々、だらしない人々を説得することが彼らの使命、仕事であると信じている。
 「私は正しいことを言っているのだから、間違っている彼らを批判するのがあたりまえだ。教育するのが当たり前だ。怒られて当然だ。」


人類の歴史には常にそのような人々が存在した。

例えば11世紀から12世紀にかけてのキリスト教徒は、イスラム教徒に対して正義の名のもとに侵略を繰り返した。
21世紀にようやく教皇ヨハネ・パウロ二世はこれを過ちと認めたが、長らく侵略行為は「正義に基づく英雄的な行為」とみなされていた。
「悪の手からエルサレムを取り戻すのは聖戦である」と、侵略は正当化された。

 そう言った人々に対し、フリードリヒ・ニーチェは
自分の正義をしきりに力説する者すべてに、信頼を置くな
と言った。「正義」や「道徳」、「常識」は取り扱いに極めて注意を要する。


 実際、「正義の怒りに満ちた人」とつきあうのはとても大変だ。
では、職場の人間や知人、あるいは親がそうであった場合、どう対処すればよいのだろうか。

 おそらく、たった一言、「そうですね」と、言うだけでよい。対立することは、彼らの信念をますます強めるだけだ。そして、彼らはそれ故に議論を望む。

正義の本質は信仰である。信仰の相容れない人と付き合うすべは、ただ深入りしないことのみ。対立せず、議論せず、ただそこにいる人、として礼儀を持って接することが適切なようだ。



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「会社を成功をさせたいなら◯◯な人を雇いなさい」カーネギーメロン大学の研究結果

人を採用したり昇進させたりする時に、何を基準に評価するだろうか。
アメリカのペンシルベニア州にあるカーネギーメロン大学の心理学者たちによれば、それは仕事の実績やコミュニケーション能力ではなく、その人の「正直さ・謙虚さ」だという。
その理由を「正直さ・謙虚さ」はその人が倫理的な人かどうかを測る指標であり、その人が倫理的かどうかは組織を健全に保つ上で重要な要素だからだ、とカーネギーメロン大学で組織的行動と理論を研究するターヤ・コーヘン准教授は述べている。
「倫理観の低い人たちがリーダーになると、まわりの人に対して悪影響を与える可能性があり、組織に悪影響をもたらしかねません。そのため、倫理観の低い人々の採用や昇進を避けるよう取り組むべきです」
とはいえ、人を雇う時にその人が自己中心的な人かどうかを見分けるのは難しい。そのためにコーヘン准教授が進めているのが「HEXACO」性格モデルを使うことだ。このモデルは、性格のうち「H=正直さ-謙遜さ」、「E=感情安定性」、「X=外向性」、「A=協調性」、「C=勤勉性」、「O=開放性」の6つの特性から、人の性格や行動を予測するモデルだ。
カーネギーメロン大学の研究者たちの主張が正しければ、この「HEXACOモデル」「正直さ・謙虚さ」のレベルが低い人は、倫理観が低く自己中心的である可能性が高いことになるが、最近ヨーロッパの心理学者たちが行った実験が、この主張が間違いではないことを証明している。
研究では、被験者たちにまず最初にHEXACO性格テストを受けてもらい、その後ゲームに参加してもらった。ゲームでは不正行為が可能で、勝つと少額の賞金がもらえた。
実験の結果、ゲームに勝つために不正行為を行った人たちは、HEXACO性格テストの「正直さ・謙虚さ」のスコアが低いことが分かったという。ほかの性格特性と不正行為との間には相関関係は見られなかった。
「採用や昇進の際に人は自らの悪い部分を隠そうとしますが、性格テストを使えば、倫理観の低さが分かる可能性があります」とコーヘン准教授は話している。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

2015/06/22

あなたの夢が叶わないのには理由がある

あなたの夢が叶わないのには理由がある

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大きな目標を掲げてなかなか実行しない人、失敗を人のせいにする人……あなたの周りにこんな人はいませんか? 成功に近道なし。ベル・ペシさんが語った5つの事例を反面教師に、夢や目標を叶える努力を続けましょう。
1つ目、一夜にして成功をつかめると信じること。
私自身もブラジルでは「一晩にして成功した」と思われている話があります。私はあまり裕福ではない家の出身ですが、マサチューセッツ工科大学(MIT)の願書提出期限の2週間前に出願手続きを始めて、なんと合格したのです。
これは「一夜の成功」と思われるかもしれませんが、それまでの17年間、私が真剣に人生と教育に向き合ってきたからこそ、うまくいったのです。
一夜の成功の物語はいつだって、その瞬間までに人生でやってきたことの結果なのです。
2つ目、誰かがあなたの答えを持っていると信じること。
家族や友人、ビジネスパートナーなど、いろいろな人が、あなたがどの道を選ぶべきか、それぞれ意見を持っています。
「教えてあげましょう、あなたはこのパイプを通るべきですよ」
でも中に入れば、他にも選択しなくてはいけない道が数多くあります。そしてそれらの決定は、あなたが一人で下さなくてはいけません。
あなたの人生のために完璧な答えを持っている人はいません。あなたが自分でこれらの決断をし続けなくてはいけないのですね。
3つ目は、成長が確実になったとき、そこで落ち着くこと。
私が最初の本を出したとき、ブラジル中で売ろうとそれはもう一生懸命働きました。そして、300万人以上が電子版をダウンロードし、5万人以上が紙の書籍を購入しました。
私の場合、そんなに積極的に働きかけなくても、本は数十万人には読んでもらえたでしょうし、それは素晴らしいことです。
でも、私がこれまで以上に頑張れば、その数字を数百万にまで増やすことができるのです。
私にはすでに、より高い頂点が見えています。のんびりする暇はありません。
頂点に向かって成長しているときこそ、今まで以上に一生懸命働き、また別の頂点を見つけなくてはいけません。
4つ目は、失敗は他人のせいだと信じること。
よくこんなことを言う人がいます。
「はい、私には素晴らしいアイディアがあったのですが、投資家に先見性がなかったんです」
「ええ、私はこの素晴らしい商品を作りました。でも景気がすごく悪くて、売れ行きはあまり良くなかったんです」
または、「良い人材を見つけることができません。私のチームは全く期待はずれです」
自分で夢をつかみ、実現させましょう。目標を一人で達成することは誰にもできません。
でも、もし夢を実現できなかったら、それは自分の責任で、他の誰のせいでもないのです。自分の夢に責任を持ちましょう。
最後のアドバイス、重要なのは、夢そのものだと信じること。
こんな広告を見ました。多くの友人で山を登っています。とても高い山で、苦労しています。みんな汗をかいていて、困難な様子が伝わってきます。彼らは登り続け、ついに頂上に辿りつきます。もちろん、彼らはお祝いすることを決めますよね。「やった!到着した、頂上だ!」と祝います。2秒後、彼らは顔を見合わせてこう言います。「さあ、降りよう」(笑)。
人生は目的地自体が大切なのではありません。人生は旅です。
確かに、目的地は楽しむべきです。人は、夢の1つを叶えると、そこが幸せに満ちた魔法の場所のように思います。しかし、夢を叶えることはつかの間の興奮です。あなたの人生はもっと長いものです。
あなたの夢の全てを本当の意味で叶える唯一の方法は、そこに至るまでのあらゆる段階をきちんと楽しむことです。それが一番良い方法なのです。
当てはまるものはありましたか?「やるやる詐欺」にならないように気をつけたいですね。

2015/06/21

有能な秘書が見抜く「信用してはいけない人」の特徴

一流の秘書は、自分のボスに会わせるべき人、会わせないほうがいい人を的確に見分ける鑑識眼を持っている。服装や話し方、発言の妥当性、仕事ぶり……。ボスをトラブルから守るために秘書たちが蓄積してきたテクニックとは?

目の前の人が怪しいと見抜くプロのノウハウ

これまでの人生で、一度も人にだまされることなく、一人前のビジネスパーソンに成長した人は少ないだろう。だまされれば、たいていは大金を失うことになる。下手をすれば周囲から同類だと疑いの目で見られる。だから、できるだけ早い機会に、できれば初対面で、目の前にいる人が信用できるか、信用できないかを見分けたいと思うのは当然である。
自分のボスに、信用できない人を会わせたら、たちまちにして、プロではないと評価される人たちがいる。企業トップや政治家の秘書である。彼らは信用できない人を見分けるノウハウを持っているに違いない。そこで、元外資系エグゼクティブの秘書で、信頼されるビジネスマンになる方法についての著書(注1)をもつ能町光香さん、秘書セミナー講師なども務める「カレーハウスCoCo壱番屋」の中村由美さんをはじめとして、国会議員秘書、上場企業の役員秘書などに取材をした。予想通り、彼ら(彼女たち)はどっさりノウハウを持っていた。彼らのノウハウはおおよそ3つに分けられる。
(1)企業トップや政治家に面談を求めてきた人について事前調査をする。
(2)電話の音声、服装、態度、名刺など、外見的な特徴から判断する。
(3)社会的コンテクスト(文脈・状況)から判断する。
(1)に関しては、中小企業の秘書であればインターネットで、大企業の場合は外部の調査会社や、社内の関連部署から情報を集める。この方法は、今回の記事の対象からはずした。普通のビジネスパーソンは外部の調査会社を使うことはできないし、インターネットでは参考になる情報が見つからないケースも多い。しかも、事前調査は、網で言えば目の粗い網。本物のペテン師はこの程度の網はかいくぐってくる。
(2)と(3)について、詳しくみてみよう。(2)の外面的な特徴に関して、プロの秘書たちは、次のような点に注意して信用できない人を見分けている。
□ 営業トーク風に、調子よく話す
□ いいことしか言わない
□ ホメ方がおおげさ
□ やたらとニコニコする
□ よくしゃべる
□ 自慢話が多い
□ 他社の悪口を言う
□ 損得に敏感
□ 企業トップや有力な人との親密な関係を強調する。
  たとえば「おたくの社長とは古い付き合いでね」など
□ 初対面にもかかわらずため口をきく
□ 名刺の肩書がやたらとおおげさ
□ 名刺の名前が、太字で行書体など、派手な感じ
□ すぐにトップに会わせるように要求する
□ 対人距離の取り方が普通の人と違っている
  (たいていは親しさを強調するために、近づこうとする)
□ 部屋への入り方が、ずかずかと無遠慮な感じ
□ 電話で早口で話す
□ 電話で話をするとき、決まり文句が多く、何か文章を読み上げている感じがある
□ 電話でも、対面でも、話に具体性が乏しい
□ 笑うとき、目が笑っていない
□ 人によって態度を変える
  (たとえば、同行した部下には偉そうな態度をとり、面談相手には卑屈な態度をとる)
□ 電話で話をしているとき、相手の周囲でたくさんの人が電話をかけている声が聞こえる
  (セールスの電話が多い)
□ 履いている靴が汚れている
  (乱れた生活をしていると身なりが荒れる。靴が汚れている場合、かなりの確率で精神的にも追い込まれた状態にある)
この一覧を見るだけでも、プロの秘書の眼の厳しさをご理解いただけると思う。どの項目も心理学的に説明することができるのだが、(雑誌の)紙幅の都合で、3つだけ取り上げて解説をしてみたい。
《電話で早口で話す》
電話がかかってくる。落ち着きがなく、一方的にまくしたてるような電話は信用できないことが多いとプロの秘書は言う。私たちの日常生活でも経験することではないだろうか。電話セールスである。押し売りセールスはたいてい早口だ。声が高く、慇懃か、独特のバカにしたような口調のどちらかだ。

ホメ方が派手でやたらと愛想がよく早口でまくしたてる

私は以前、コールセンターの会社に勤務していた。そこでは優秀なコミュニケーターほど、聞き取りやすい落ち着いた話し方をしていた。バカ丁寧なものの言い方をせず、顧客の話にしっかりと耳を傾け、双方向のコミュニケーションをとろうとする。彼らは商品知識が豊かで、売ろうとする商品に自信を持っているからだ。言い換えれば、伝えるべき内容に自信があれば、自然な口調で商品のよさをしっかり顧客に伝えようとする心理が働く。
反対に、不自然に早口な人は、伝える内容に自信がないといえる。アメリカの心理学者ポール・エクマンによると、人間は恐れると早口になるとされている(注2)。それに加え、あわてると声が高くなる。自分の魂胆を隠して、企業トップや政治家を利用しようと思っている人は、嘘がばれることをひそかに恐れているため、無意識に早口になるのだ。
《ホメ方がおおげさ》
アンジャッシュの渡部建さんは「お願い!ランキング」というテレビ番組で、ホメる技術を披露している。筆者は監修者として渡部さんの本の出版に関わったことがあるが(注3)、渡部さんはホメる前に、相手について徹底的に調べる。その努力には心底頭が下がった。渡部さんは事実に基づいて、堂々とホメている。ペテン師は、何の根拠もなく、いけしゃあしゃあとホメる。たとえば、こんなケースがあった。
筆者の知人宅にAという人物がやってきた。Aは初対面であるにもかかわらず、そこの家の娘さんがお茶を持って現れたら、すかさず、その家の主人に向かって満面の笑みを浮かべ「すばらしいお嬢様ですね。私の息子の嫁にほしいくらいです」とやった。初めて会った娘さんが、ほんとうに嫁にふさわしいかどうかはわからない。事実無根で、臆面もなくホメている。この人は後日、たいへんな食わせ者ということがわかった。おおげさなホメ方をする人は、相手に気に入ってもらうために平気で嘘をつく人である。そのような人を信用できないのは当然である。
ただし、歯の浮くようなお世辞を言う人を信用する人もいる。典型的な例は、裸の王様になった経営者だ。だまされる側が天狗になっているか、現実を直視できなくなっているかである。歴史的にいえば、ロシアに攻め入る直前のナポレオンは天狗、豊臣秀吉の晩年は、現実が直視できなくなった例である。あなたの会社の経営者が、“ヨイショ”に弱くなっていたら、会社の将来は危ういと判断してよいだろう。
《やたらとニコニコする》
心理学者のエクマンとフリーセンは、笑顔は真意を隠すための偽装に多用されると言っている(注4)。笑うときの筋肉の動きはネガティブな感情を表現するときとはまるで違うから、ネガティブな感情を隠しやすい。初対面の人に「今後ともよろしくお願いします」と言いながら、ニコッと笑っても、相手の警戒心を呼び起こすことはない。笑顔は、状況を問わず気軽に使え、しかも相手によい印象を与えるので、本心を自然に隠すことができる。それゆえ、やたらとニコニコする人は要注意だ。私はこれまで無愛想なペテン師に会ったことはない。
次に、(3)の社会的コンテクストから判断する方法を分析してみよう。

「高校時代の友人」からの電話が要注意な理由

一流秘書は、自分のボスの人脈を頭に叩き込んでいる。「田中と申しますが、社長の鈴木さんはいらっしゃいますか」という電話があれば、彼らは瞬時に記憶のなかから「素材メーカーの田中専務」を思い出し、この時期、鈴木社長に電話があっても不思議ではないかどうかを考える。自分のボスのビジネス界におけるポジション、人脈、相手がコンタクトをとる必然性などを総合して、面談を申し込んできた人が信用できるか、できないかを判断している。今回取材した一流秘書が人を見分ける際にもっとも多用していたのが、この社会的コンテクスト法だった。社会的コンテクスト法は主に3つある。
《同窓生コンテクスト》
「社長の鈴木さんの高校時代の知り合いの田中です」などでコンタクトをとってくるケース。原則的には要注意だ。ほんとうに社長と親しければ、自宅電話やプライベートなメールアドレスに連絡をするはずで、わざわざ会社に電話をかけてくるのは不自然だからだ。こういう場合は、最初の電話を受けたときに「鈴木は会議中です。こちらから連絡をさせていただきますので、ご連絡先をお教えください」などと言って、社長に確認する時間をつくる。
《ビジネスコンテクスト》
秘書が把握しているボスのビジネス人脈のなかに、面談希望者の名前がなければ要注意。しかし、ボスが出席したパーティなどで多数の人と接触して、人脈がどんどん広がっている可能性もあり、名前を聞いたことがないからというだけで門前払いもできない。
また、パーティや知人の紹介でボスが顔を合わせた人のなかには社会的に名前が知られた人がいるかもしれないが、有名人というだけで信用はできない。この有名人が稀代のペテン師だったという例もあるからだ。
ボスが社長や会長の座をおりて、取締役などになったときも注意が必要だ。ボス自身が重い責任から解放され、脇が甘くなっている。相手に不愉快な思いをさせないように気をつけながら事前に相手の用件を正確にヒアリングするなど、一流秘書はみな高いコミュニケーション能力を身につけている。
《社内コンテクスト》
自社の社員が、有望顧客や仕事でお世話になった人に会ってほしいと社長に申し入れてくることがある。そんなとき秘書が着目するのは「身内の社員の信用度」である。信用できる社員であれば、その相手も信用できることが多いという。
また、社員本人が社長と会って案件の許可をとりたい、もしくは相談に乗ってほしいなどと言ってくることもある。社長は忙しく、面会希望者は多い。重要度や緊急度が明らかな場合はそれに従うが、不明な場合は、秘書が優先順位をつけなければならない。この場合は、社員の日ごろの行いによって優先度を決めることが多いようだ。優先度の判断基準は次のようなものである。

できない人が考える「懐柔工作」の落とし穴

一、公私の区別をつけているかどうか。取引先を訪問したときやイベントなどでお土産をもらったとき、それを会社に持ち帰って職場の仲間に分けるようなモラルの高い社員は優先度が高い。逆に会社の業務でもらったお土産を、そのまま自宅に持って帰る社員は信用度が低い。こういう情報は意外なほどトップの秘書に伝わっている。営業パーソンは、接待費やタクシーのチケットの使い方にも注意が必要だ。
二、秘書におべっかを使ったり、不相応な贈り物をしていないか。秘書に対する過度なゴマスリは逆効果だ。この手の人は仕事の能力が低く、それを補うために、秘書に取り入ろうとする。仕事ができない人の持ち込んでくる案件で、トップをわざわざ煩わせるレベルのものは皆無に等しい。
三、自分の担当している仕事が好きかどうか。自分の仕事が好きな人は、ほぼ例外なくいい仕事をし、トップに持ち込む案件も重要なものが多い。また、仕事をしているときの顔つきが明るい人は仕事が好きな人が多い、と秘書たちは言う。相手に取り入ろうとするへらへら笑いは優先度を低くするが、周囲の人の気持ちまで明るくするような前向きな言動は、秘書の心をぐっとつかむはずだ。
秘書はトップに回される書類のほとんどに目を通している。書類の書き方や内容を見れば、書き手の職務能力はだいたいわかってしまう。一流秘書は社内の誰が仕事ができて、その人はどんな特徴を持っているのかを把握している。そして一流の秘書ほど、勘にたよって他人を評価せず、自分の観察にもとづく評価データを頭のなかにため込んでいる。
企業トップとの面談予約を申し込んだとき、その予約を秘書がいつも優先してくれるなら、あなたの能力はかなり高いと胸をはってよいだろう。

http://president.jp/articles/-/6937
注1:能町光香『一流秘書だけが知っている信頼される男、されない男』サンマーク出版
注2:エクマン『暴かれる嘘』誠信書房 P88
注3:松下信武監修『ホメ渡部の「ホメる技術」7』プレジデント社
注4:エクマン&フリーセン『表情分析入門』誠信書房 P183
『ホメ渡部の「ホメる技術」7』(プレジデント社)
ホメ渡部の「ホメる技術」7
[著] 渡部 建 , テレビ朝日「お願い!ランキング」   [監修]松下 信武
「ホメる技術」は今、ビジネス界、最大のスキル! 
なぜホメ渡部はビジネス界から絶賛されるのか!? “1日1ホメ”を提唱するホメ渡部の実践テク満載!「ホメる技術7つの法則」であなたも今日からホメ上手!!

むやみな「ポジティブ思考」があなたのやる気を削いでいる!?

いつも楽観的でいなければ、夢は実現できず、人生も変えられないのではないか。そんなふうに自分を縛るのをやめて、目標達成のために「正しい楽観主義」を身に付けましょう。
From The Atlantic(USA)
Text by Maggie Puniewska
「ポジティブ思考」や「楽観主義」という概念は、太古から議論されてきました。古代ギリシャに起源を求める説すらあります。そして今日でも、「ポジティブ思考」は支持されている考えかたのようで、この単語は書店からヨガスタジオ、企業の研修室まであらゆる場所で目にします。実際、ポジティブ思考が免疫力を高めたり、仕事の遂行能力を上げたりすることもわかっています。
しかし、もしポジティブ思考をするだけですばらしい結果を生み出すことができるなら、なぜ仕事やプライベートの目標を達成するのに、私たちはこんなにも悪戦苦闘しなければならないのでしょう。禁煙やダイエットすら、いくらポジティブに考えても失敗するではありませんか。
楽観主義の陥りやすい罠
実は、いくら物事を明るく捉えても、前向きな姿勢をとっても、私たちの行動は変わりません。私はポジティブ思考の効果を20年以上にわたって研究してきました。そこでわかったのは、ポジティブ思考のネガティブな側面です。
楽観的に夢を描くだけでは、目標達成のために行動を起こしたり、戦略を立てたりするのに必要な意欲を削いでしまうということです。その結果、いつまでも達成されない壮大な夢だけが残される──理想を思い描くことと、それを実現することは、まったく別物なのです。
なぜ、楽観視するだけでは、目標を達成できないのでしょうか。それは、ポジティブな理想ばかりを思い描いていると、「頭の中ですでにその未来を手に入れてしまっている」からです。そのため、実際に目標のための具体的な行動をしなくなってしまうのです。
この現象は、私が行った実験結果の多くに見られました。たとえば、ダイエットに取り組んだ人の場合は、痩せた自分の姿を想像したことで、実際に痩せようとする行動に移らなくなったのです。
それだけではありません。ポジティブな未来を想像しただけの被験者は、片思いの相手をデートに誘うことや、新たな仕事に応募することなどでも、実際の行動に移さない傾向が強かったのです。特に就職活動では、自分の実力を過大評価したために、ポジティブ思考の持ち主が次々と失敗していきました。
体にも反応が出る
そこで私は、ポジティブ思考と血圧の関係についても研究してみました。血圧は、人のエネルギーや意欲を示す最も基礎的な指標の一つです。心が目標を達成するための準備を始めると、私たちの体は、より多くの酸素や養分を吸収し、より大量の血液を体内に送り出します。継続する行動に体が備えようとするためです。このプロセスが体内のエネルギーを高め、血圧をわずかに上昇させるのです。
では、将来についてポジティブな想像だけをした人の血圧はどうなったでしょうか。明らかに下がる傾向があることが判明しました。リラックスしすぎてしまい、それが検査の結果にも表れたのです。
これはまさに、目標に向かって取り組もうとするときに「避けたい状態」そのものです。望ましいのは、頑張ればハードルを乗り越えられそうな、多少のプレッシャーを感じて、やる気が湧いてくる状態です。人は、「何とかなる」と安心しすぎると、かえって行動を起こさなくなってしまうのです。
一方、理想を思い描くことが、それだけで効果的な場合もあります。それは、自分の力ではどうにもできない、待つしかない状況のときです。たとえば、試験の結果を待っているときなど、「目標のために行動を起こす」選択肢すらない場合には、理想の結果を思い描くことだけでも、気がまぎれるというメリットがあるのです。
つまり、ポジティブ思考も状況とやりかた次第で効果があるのです。「理想の未来を想像することで、自分が本当にやりたいこと、あるいはやりたくないことがわかる」ようになるのなら、それはいいポジティブ思考といえるでしょう。
想像するメリット
たとえば、あなたが大学生で、卒業後のキャリアを考えているところだとします。そこで、看護師という職業が候補に浮かんだとしましょう。患者と関わり、お世話をする仕事ができたら、どんなにすばらしいことか──と思うかもしれません。生物学の授業も好きだから、ぴったりだと。
ですが、自分が病院で働く姿を詳細に思い描いたとき、同時にこう気づくかもしれません。「勤務時間は長いし、多くの看護師は燃え尽き症候群になっているな。同じ医療分野でも、勤務時間が朝9時から夕方5時までの仕事に就くのが理想だ」
すると、あなたの願いは看護師になることから、「医療分野のなかでも、プライベートな時間がたっぷり取れる仕事を見つけること」に変わります。このような考えかたをすれば、理想を思い描くだけでも、自分の興味や関心を探る充分な手助けになります。やりたくないことも含めて未来をイメージするのです。

願いを叶えるプロセス
さて、次の段階に進みましょう。理想を思い描いただけの時点では、まだあなたは「障害」について深く考えていません。自分の本当の願いを実現するには、この障害に対応するプロセスが必要なのです。
そこで、現実的で効果的なアプローチが、「メンタル・コントラスティング」と私が名づけた手法です。自分が望む未来を目標として思い描き、続いて障害をイメージする、というものです。
誰もが、目標を達成したときの幸福な自分の姿を思い描くことがあるでしょう。まず、それを実行するのです。目標の大小は問いません。プライベートでも仕事でも構いません。たとえば、会社で昇進して角部屋の広いオフィスをもらうことができたら、あるいは体重が5㎏減ったら、異性にモテる外見になれたらどんなにいいだろう、というように。
ですが、そこに適度な現実主義を「障害」として加える必要がある、というのが私の持論です。ひとしきり自分の理想像を思い描いたら、このメンタル・コントラスティングという作業も行うべきです。なぜなら、立ちはだかる障害を理解した上でポジティブに考えたほうが、ポジティブ思考だけで目標の達成に挑むより、ずっと成功しやすいからです。
たとえば、私たちは数週間もしくは数ヵ月後に、前述のダイエット対象者の追跡調査を行いました。すると、メンタル・コントラスティングをした参加者は、ポジティブな未来を思い描いただけの参加者よりも、減量のための具体的な行動を起こす傾向が強いことがわかりました。彼らは、ポジティブ思考だけの参加者よりエクササイズを日常に多く取り入れ、30%も多く野菜や果物を食べるようになっていたのです。
私たちは往々にして、一度にたくさんの目標を達成しようとします。しかし、まずどれから取り組むべきなのか、あるいは自分に取り組めるだけの能力があるのか、多くの人が整理することさえできていません。
ネガティブも悪くない
その点、メンタル・コントラスティングは、目標の取捨選択を助けてくれます。障害を目標達成のための不可欠なステップと認め、前進の手助けをしてくれるからです。
しかし、何が目標の達成を阻んでいるのか直視することは、決して楽しい作業ではありません。自分の弱点と向き合うには勇気が要りますし、多少の痛みも伴います。障害とは、そもそも本質的にネガティブな観念だからです。
また、最近の自己啓発本は、ポジティブ思考をあまりにも強く推奨しているため、ネガティブな概念やアイディアを「悪」としがちです。だから、私たちは無意識のうちにネガティブな考えかたを遠ざけてしまうのです。誰もが学校でも職場でも「ネガティブな人」と言われたくないのはこのためでしょう。
しかし、私の研究によれば、それはあまり有意義なことではありません。自分の弱点や、立ちはだかる障害をはっきりさせることは重要なのです。必要以上に悩み過ぎないかぎり、ネガティブな考えかたは「悪」にはならないのです。
私に大きな影響を与えた研究は、1990年代にニューヨーク大学でペーター・ゴルヴィツァー心理学教授によって行われた「条件付き行動計画」です。彼は、「もしXだったらYをする」というように、特定の事態が起きた際の行動を、あらかじめ計画に組み込んでおき、その影響度を調べたのです。すると、「Xだったら」と条件を付けた計画を立てた人たちのほうが、目標を達成する可能性が高いことがわかりました。
特に、トラブルを起こしがちで、目標を達成できないような人に対しては効果的でした。麻薬中毒者を対象にしたリハビリ施設の実験があります。禁断症状が出たらどうするか、といった対策を決まった時間に提出したグループは、ほぼ全員がそれぞれの目標を達成できましたが、「いつまでに何をするか」を決めなかったグループは、誰も目標を達成できなかったのです。
一方、私の研究では、障害を考えるメンタル・コントラスティングが人々の行動を変化させることがわかりました。そこで私は、メンタル・コントラスティングと条件付き行動計画の理論を組み合わせ、「WOOP」という具体的な4つのステップを考案しました。
WOOPで夢を実現
このステップは簡単です。まず願いを明確にし、それが叶ったときの結果を想像します。そしてその成果を得るために、目標達成までに立ちはだかる最大の障害を特定し、乗り越えるための計画を立てるというものです。私はドイツと米国の中学生にこれを実践してもらいました。その際に、次のことを書くよう伝えました。
「自分が目標とする成績は何か」「その際に誘惑や障害になるものは何か」「それを克服するために、いつ、どんな予習をしておいたらいいか」といったメモです。そして最後の「障害を乗り越えるための計画」には、ゴルヴィツァー教授の条件付き行動計画を取り入れたのです。その結果はすばらしいものでした。両国の生徒とも、宿題を早く終わらせるようになり、試験でも好成績を残したのです。
メンタル・コントラスティングや、WOOPから得られる効果は無限大です。これまで述べたことのほかにも、パートナーと建設的かつ前向きな関係性を保てたり、慢性的な腰痛が軽減したり、日常生活のあらゆることについて効果を得ることができました。また、職場でのストレスをうまくコントロールできたという報告もあります。
夢や理想のような、定義しづらいものを見極めることは大変な作業です。それでも、自分の目標が達成できた場面を想像し、立ちはだかる障害との関連性を見出すことで、私たちはより意欲的になり、目標に対しても熱心に取り組むことができるでしょう。
目標がない、という人も大丈夫です。日々のふとした瞬間に目標をイメージできるチャンスが潜んでいます。それを逃さずにWOOPを実践しましょう。この方法により、あなたが一歩でも自分の理想像に近づくことができるよう祈っています。
【Profile】
bookガブリエル・エッティンゲン
Gabriele Oettingen
ドイツの大学で生物学の博士号を取得。米ニューヨーク大学と独ハンブルク大学にて心理学の教鞭をとる。著書『成功するにはポジティブ思考を捨てなさい』(講談社)が6月11日に発売。

Illustration by Andrew Joyce for COURRiER Japon
© 2014 The Atlantic Media Co., as first published in theatlantic.com. All rights reserved. Distributed by Tribune Content Agency
【Profile】
ガブリエル・エッティンゲン
Gabriele Oettingen
ドイツの大学で生物学の博士号を取得。米ニューヨーク大学と独ハンブルク大学にて心理学の教鞭をとる。著書『成功するにはポジティブ思考を捨てなさい』(講談社)が6月11日に発売。
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